29歳で大動脈解離を発症し身体障害者になった男。実はマルファン症候群だった。
病気のこと、仕事のこと、子供のこと、人生のこと、みなさんの悩みが少しでも解決されたらうれしいです。
仕事のこと

復職してすぐに働けた?復職後の勤務体系と業務内容について

私は緊急手術から約4ヶ月で復職をしました。といってもその間に腹部大動脈瘤の手術をしているので、実質は術後2ヶ月くらいで復職したことになります。

1月23日 大動脈解離発症。緊急手術

2月22日 自宅退院

3月21日 腹部大動脈瘤の手術

4月11日 自宅退院

6月1日  復職(半日)

7月1日  全日出勤開始:業務量としては通常の半分くらい

11月~ 手術する前と同じくらいの業務量をこなす事ができるようになる

短期間で大きな手術を2回した私は体力的にも精神的にもかなり落ちていました。

それでも日常生活がある程度送れるようになったこと、仕事が大好きだったこと、お金の心配があったことから復職することとなりました。

復職 しんどかった・・・

上司とも相談し、1ヶ月間は半日出勤という形になったんですが、最初の2週間は「とにかく会社にいてくれればいいよ」ということでなにもせず、スタッフルームで座っていました。

(会社に行って、なにもせず座っているだけでよかったのですから、いま思うと本当に良い職場に恵まれたと思います)

それでも、通勤などがしんどくて、ベッドに横になったりしていたのを覚えています。最初の2週間はそんな感じで出勤するだけでしたが、後半の2週間は患者さんのリハビリを2~3人担当させていただき、疲労も少しずつ少なくなっていきました。

7月からは定時で働くようになったのですが、これがしんどかったですね。

半日の時は午前は会社に行き、午後は自宅で寝るという生活でしたが,

定時で働くようになってからは横になることができず、患者さんのリハビリ人数が増えたわけでもないのに、午後になると疲労困憊という感じで、全然動けませんでした。

そんな感じで2~3ヶ月は患者さんの人数を制限して働いていました。

手術する前と同じように働けるようになったのは、11月くらいだったと思います。その頃になると1日働いてもそれほど疲労を感じることもなく、同僚と同じくらいの仕事をこなすことができるようになっていました。

患者になって分かったこと

手術すると2週間~1ヶ月程度で退院することになりますが、私の場合、日常生活を取り戻すのに退院して1ヶ月くらい。復職して通常の業務をこなすようになるには退院して半年くらいはかかりました。

入院生活は看護師さんやヘルパーさんなどがいろいろと手伝ってくれますが、自宅に帰ればある程度のことは自分でやらないといけません。仕事になると、お金をもらっている以上はサボっていられません。(私の場合は、だいぶ甘えさせていただきました。感謝感謝です。)。体力をつけることが本当に重要だと痛感させられました。

リハビリって本当に大事なんですね!!

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