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苦しんでいる合併症とは肺嚢胞(ブラ)
肺内に異常な量の気腔が形成された病変であり、嚢胞性肺疾患の一つである。
嚢胞性肺疾患には、肺の形成過程で気管や気管支の発生の異常で起きる気管支性肺嚢胞などの先天性と、肺胞壁の破壊で隣接する肺胞が癒合して嚢胞を形成する気腫性肺嚢胞などの後天性に分類される。肺嚢胞(ブラ)は気腫性肺嚢胞に分類され、肺の内部に形成される嚢胞病変である。また、肺気腫とは違い、肺組織の破壊は見られない。
ブラが形成される原因については多くの場合で不明である。
参照元:看護roo 用語辞典
手術してしばらくは問題なかったけど・・・
手術後に一時は左の肺が真っ白になった私ですが、頑張ってリハビリすることで左の肺は手術する前に近い状態まで回復することができました。
実際の胸部レントゲンがこちら↓↓
そのため、手術から4ヶ月経過したところで復職し、みんなと同じように働いていました。
手術から3年くらい経過した頃に肺嚢胞が顕在化
ところが、手術から3年が経過した2018年春。
職場の定期健診の胸部レントゲンで要検査となり、呼吸器内科を受診することになりました。
そこで診断されたのが、「肺嚢胞」でした。
ただ、すぐには診断されず、一時は上葉優位型肺線維症も疑われました。
この上葉優位型肺線維症は、予後が非常に悪い病気で、私もその病名を告げられた時は「マジか・・・」と診察室を出た後に、「なんで自分だけ・・・こんな辛い病気にかかるの・・・」と泣いたことを覚えています。
結果的には血液データや進行の程度から考えて、上葉優位型肺線維症ではなく、手術による胸膜癒着により強いずり応力が生じ、肺の組織が壊れて肺嚢胞になったという見解でした。
実際のCT画像はこんな感じです↓
肺嚢胞があると肺炎の時に厄介
ホッとしたのも束の間、その1年後。
2人目の子供が生まれて、少し無理をしたのか体調を崩してしまい、39度の発熱がありました。
持病持ちなので、上司とも相談し救急科を受診。
ちょっと重い風邪かなと思っていましたが、肺炎と診断されました。{{{(>_<)}}}
翌日、呼吸器内科を受診すると、肺嚢胞の周囲に肺炎の影が・・
抗生剤を1週間分処方され軽快はしたものの、少し無理をすると、容易に肺炎になる体となってしまいました。
1年半で5回も肺炎と診断され、昨年末は肺炎で入院になりました。
そのときの胸部レントゲンがこちら↓
なかなか改善せず、約1ヶ月も入院。
妻と職場には本当に迷惑をかけました。
肺炎にならないために自分でできること
入院中、医療従事者でありながら、自分の体調も管理できないことに不甲斐なさを感じつつも、どうしたらいいのか考える日々・・・
そこで行き着いた答えは・・・
「がんばらないこと」
身体障害者・指定難病でありながら、健康な人と同じように働き、家事と育児を行い、社会人大学院生であった私は、振り返ってみればがんばりすぎていたと思います。
なんでも一生懸命やりたいタイプで、手を抜くことが下手くそな自分。
知らないうちに疲労が蓄積し、体に負担がかかっていたんだと思います。
いまは大学院を卒業し、仕事量も上司の計らいで健康な人の3分の2くらいとなっています。
睡眠時間もしっかり確保できており、体調を大きく崩すことなく、生活することができています。
睡眠の重要性についてはこちらの動画↓が面白かったです
考え方が古い私は、頑張ることが美徳と思っていましたが、この一件があってからは、「頑張りすぎることは長い目でみると自分のためにも周りの人のためにもならない」と思うようになりました。
「がんばらないこと」に関しては、この動画↓おもしろかったので、興味のある人はどうぞ!!
少しでも健康で長く生きることが大切ですね!!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
みなさんも頑張りすぎず、人生を楽しみましょうね☺☺☺