「もしものとき」のために大切な人と話しをしていますか?
理学療法士として働いていると、患者の死に出会うことが多くあります。
働く前は「死」について考えることはなかったし、身近に「死」を感じることもあまりありませんでした。
死は悪いものだという風習・思想が日本にはあるような気がします。(あくまでも個人的な考えですが…)。
ここ数年は、どのような人生を送りたいのか、病気になった時にどのような治療を受けたいのか、どのような最期を迎えたいのかということを話し合いましょうということで、厚生労働省が「人生会議」と銘打って、国民に周知するようになりました。
神戸大学のサイトが分かりますかったので、リンクを貼っていきますので、詳しく知りたい人は見てみてくださいね。
志半ばで死ぬことは本当に悔いが残ります。
だからこそ、毎日を悔いが残らないように過ごさないといけないと思います。
「死ぬ瞬間の5つの後悔」
後悔しない人生を送るために1冊の本を読みました。
「死ぬ瞬間の5つの後悔」
ネタバレしますが、「5つの後悔」は以下の通りです。
- 後悔①自分に正直な人生を生きればよかった
- 後悔②働きすぎなければよかった
- 後悔③思い切って自分の気持ちを伝えればよかった
- 後悔④友人と連絡を取り続ければよかった
- 後悔⑤幸せをあきらめなければよかった
文字がとても多く、読むことに時間がかかったけれど、いろいろと考えさせられました。
気が付けば、昔からの友人に連絡をとり、会う約束をしていました。
ついつい仕事を頑張りすぎてしまうけど、家族や友人と過ごす時間を大切にしなければいけません。
「バランスが大切」
もちろん、仕事が生きがいで仕事に没頭しているときが、幸せという方もいるでしょう。しっかりと働き、たくさんのお金を稼ぐことで、美味しいものを食べれるし、マイホームや自動車、洋服など欲しいものが手に入ります。
しかし、人間はいつ死ぬかわからない。
お金をたくさん稼ぎ、大きな家に住み、立派な車に乗ることは確かに幸せなのかもしれないですけど、それ以上に大切なことがたくさんあることをこの本を読んでみて分かったし、病気になって一層感じました。
人間必ずいつかは死ぬ…
いつ来るかわからないその日まで自分のやりたいことを精一杯やる。
短くても太く生きる。これが私のモットーです。
毎日毎日を大切に生きていきたい。