29歳で大動脈解離を発症し身体障害者になった男。実はマルファン症候群だった。
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仕事のこと

心臓リハビリテーション指導士になったきっかけと資格取得までの道のりをご紹介!!

心臓リハビリテーション指導士ってなに?

グリハト
グリハト
そもそも、心臓リハビリテーション指導士ってなんじゃ?

心臓リハビリテーション指導士については↓コチラ↓に詳しく書いてあるので読んでみてね

心疾患の運動ならお任せください!心臓リハビリテーション指導士とは? 私は仕事で循環器内科・心臓血管外科の患者さんを中心にリハビリを行っています。 一般の方からしてみると、心臓の病気なのにリハビリな...

心臓リハビリテーション指導士を知るきっかけ

学校で心臓リハビリについて学ばなかった私が、心臓リハビリと出会ったきっかけは前職場で開催された勉強会でした。

現在、日本心臓リハビリテーション学会の理事長である牧田茂先生が2008年に前病院の循環器科が主催する勉強会に来てくださいました。

当時は心臓リハビリについて全く興味がなかったものの、「何事も勉強だ」と先輩に連れていかれ、お話を聞いたことを覚えています。

勉強会が終わったあとにすぐしたことは・・・・

心臓リハビリテーション指導士についてパソコンで検索q(≧▽≦q)

当時の私は理学療法士2年目。呼吸リハビリについて勉強していましたが、とってもこわい先輩がいて、たくさん怒られました。ただ、その先輩にいつか追いつきたい、追い越したいという思いもあり、本当に頑張って勉強していました。

心臓リハビリを本格的に勉強しようと思ったきっかけ

先輩に勝てる武器を作りたい。そのためには人がやっていないことをしないとダメ。

人と違うことをする。それが自分の武器になる。

この考え方は、今でも大切にしている考え方です。

人と同じことをしていても、たくさんの中の一人になってしまう。

リベラルアーツ大学を運営し、ビジネス系youtuberである両学長も強みについてこのように言っています。

強みとは①他者との違い、そして②その差が生む付加価値

強みとは

①他者との違い

②その差が生む「付加価値」

↓こちら↓が両学長の動画ですので、気になった方はどうぞ😃😃とっても面白い動画です😄

私は自分の強みを磨くために、当時はあまり知られていなかった心臓リハビリテーション指導士の資格を取ることにしました。

心臓リハビリテーション指導士になるまでの経過

心リハ指導士資格取得のための条件は・・・

  • 受験申込時の直近2年以上連続して、会員歴があること
  • 職種:医師、看護師、理学療法士、作業療法士、臨床検査技師、管理栄養士、薬剤師、臨床心理士、臨床工学技士、健康運動指導士 の10職種の資格証明証(コピー)
  • 心リハ経験1年以上、または心臓リハビリ研修制度により受験資格認定証の交付
  • 毎年行われる指導士講習会の出席(一部免除あり)とその後に行われる試験合格

この中で自分ではどうしようもないのが、心リハ経験1年以上という項目。

心リハを行っていない施設では指導士の受験資格すら取得することができませんでした。

そこで、心臓リハビリ研究制度を利用することになりました。

1週間、心リハ研修施設で研修させていただき、受験資格認定証の交付を受けるというものです。

当時は心リハ研修施設は8つしかなく、私が住んでいる都道府県には研修施設はありませんでした。

どうせ行くなら「日本でトップの病院」ということで、当時、心臓手術数日本一で心臓リハビリも充実していた榊原記念病院を希望し、研修させていただくことになりました。

榊原記念病院での研修

榊原記念病院の研修は一週間。仕事ではなく、有給休暇をとって行きました。

研修にかかるお金はすべて自腹です。交通費、宿泊費、食事代などで10万円くらいかかったと思います。

当時は独身で寮に入っていたので、自由に使えるお金がそれなりにありました。そんなに気にしていなかったんですけど、いま思うと有給で一週間休んで、自腹で研修に行くってやる気半端ないですね(笑)

榊原記念病院での研修は、見学と症例報告の作成が中心でした。

日本トップレベルの施設での研修は本当に新鮮で、衝撃的で、とても充実した1週間でした。

心臓手術の翌日に立ち上がり、午後には歩いている。

自分の働いていた病院では心臓血管外科の手術後のリハビリすらやっていなかったので、本当にビックリしたことを覚えています。

心臓リハビリテーション指導士の試験

研修を無事に終え、その年の心臓リハビリ指導士の試験を受けました。

2009年の鹿児島。

「指導士認定試験準拠 心臓リハビリテーション必携」を一通り読み、試験前日夕方と当日午前にある講習会に参加し、試験となりました。

試験はチェックシート方式の選択問題。当時はCPXに関連した問題はあまりなく、病態やリスク管理が中心でした。問題の範囲は広くて、栄養や薬剤についても問題が出たことを覚えています。

合格が分かるのは数か月後。認定証が送られてくるまで半年くらいかかりました。

5年更新なので、認定期間が変更されていますが、このような認定証を頂けます😄😄

まとめ

心臓リハビリテーション指導士になったきっかけと資格取得までの道のりをご紹介させていただきました。

人生はちょっとしたきっかけで大きく変わることがあります。

「人と違うことをする」

これからもこの言葉を大切にしながら、患者さんのために心臓リハビリをしていきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました♪

ご質問のある方は、お気軽にコメントくださいね😊

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