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入院中は時間がたくさん。どうやって暇つぶしをするのか?
自分もそうでしたが、体調がよくなってくると、余裕ができ、ずっと寝ていることが苦痛になってきます。
そこで、入院中だからこそやっておきたいおすすめの暇つぶし方法を私の独断と偏見で3つご紹介いたします(笑)
入院中にやるべき3つのこと
- 自分の病気について、書籍で勉強する
- 人生について考え、「死ぬまでにやりたいこと」を30個書いてみる
- 家族や友達に手紙を書いてみる
1.自分の病気について、書籍で勉強する
病気はひとそれぞれですが、入院する理由は多くの人が病気を治すためではないでしょうか?
みなさんは自分の病気についてどのくらい知っていますか?
「先生や看護師から説明されてなんとなく分かっているよ」「いろいろ言われたけど、よくわかんない」
病気の理解度は人それぞれなのかなと思います。
私は、仕事で自分と同じ病気の人をたくさん診ていたので、先生に少し説明されただけで、自分の身に起こったことを理解することができました。
病気と向き合うためには、自分の病気を理解することが非常に重要です。自分の病気を理解することができれば、何に注意する必要があるのか、どのくらい生きられるのか、ある程度理解することができるからです。
現代社会ではインターネットが急速に普及し、分からないことは簡単に調べることができます。ただ、インターネットの場合は情報が不確実な場合もあり、書いてあることをすべて信じていいのか、疑問になることもあります。
そこでおすすめは書籍で勉強することです
本はその道のスペシャリストの先生が書いていますし、出版社を通しているので、読む側が分かるように何回も修正しているはずです。
病院によっては、病院の中に本屋さんがあったりします。
時間を持て余している人はぜひ本屋さんにいってみましょう!!
2.人生について考え、「死ぬまでにやりたいこと」を30個書いてみる
大動脈解離は命にかかわる病気だったこともあり、私は入院中に「死」というものを意識しました。
「あれがやりたかったなぁ~」「こんな風になれたらいいな」「もっと美味しいもの食べたい」などなど、後悔が次から次へと浮かびました。
元気な時は目の前にあるもの、目の前にあることに一生懸命力を注いできましたが、「死」を意識してからは時間をとても大切にするようになりました。
人間の命は限られている。時間は命そのものであり、無駄なことに時間を使っている暇はない。
いつ死んでも悔いのないように、後悔のない人生が送りたいと強く思いました。
そこで、死ぬまでにやりたいことを書いてみることにしました。
「世界一周がしたい」「新婚旅行でいったハワイに子供と一緒にいきたい」「両親や兄弟に感謝の気持ちを伝えたい」「妻と一緒においしいものをいっぱい食べたい」
考えるといろいろと出てくるもんなんですね。
忙しい毎日を過ごしていると、考える時間がありません。
入院することは非常に辛いことですが、今までの人生を振り返り、これからどうしていけばいいか考えるきっかけにしていただければよいのではないでしょうか!?
あなたの死ぬまでにやりたいことはなんですか?
お金のことも、時間のことも気にせず、実際できないかもしれないけれど、とにかく自由に思いつくままに書いてみましょう。
3.家族や友達に手紙を書いてみる
みなさんは普段から、自分の気持ちを大切な家族や友人に伝えていますか?
日本人は昔から「言わないことが美徳」という精神があるようで伝えていない人が多いみたいです。
私自身、病気になる前は妻や両親、兄弟に自分の気持ちをしっかりと伝えたことはありませんでした。
照れくさいですもんね・・・
でも、いつ死ぬかわからないと思うようになると、不思議と自分の気持ちを伝えられるようになります。
素直に「いつもありがとう」と言えるようになります。死に直面すると人間は本当に大きく変わる気がします。
ただ、やっぱり自分の気持ちを言うのって抵抗ありますよね。
そこで、オススメなのは手紙を書くこと
手紙なら、文章をいろいろと考えることができますし、言うタイミングを図る必要もありません。
自分と向き合い、素直な気持ちを文字にすればいいのです。
もらった人は本当に喜ぶと思います。
自分ももし、手紙をもらったとしたらうれしくないですか?
スマホでいうこともできるし、直接言うこともできるのに、あえて手紙で書く。
手間がかかることをわざわざするということは、その人のために時間を使っておこなうこと。
時間は命そのものですので、内容はさておき、手紙を書いてくれたという行為だけで嬉しく思うはずです。
手紙を書いたことなんてないという人も、せっかくの機会ですので、いつもと違ったことをしてみてはいかがでしょうか?