みなさんはどのように減塩していますか?
ここでは、私が行っている減塩の方法についてご紹介いたします。
減塩と高血圧
高血圧症はごくありふれた病気で意外と軽視されがちですが、脳卒中や心臓病の原因となる非常に重要な病気です。
高血圧症の治療の一つに減塩があります。
塩分と高血圧については国立循環器病研究センターのホームページに詳しく記載されておりますので、ぜひご参照ください。
http://www.ncvc.go.jp/cvdinfo/pamphlet/bp/pamph110.html
減塩したほうがいいのは、分かっているけど、長く続けるのが難しいんですよね・・・😓
私が実践している減塩のコツ4選!!
- 調味料を減塩商品に変える
- 酢やニンニク、ショウガなどの香辛料を多用する
- 麺類の汁は飲まない
- 過度な減塩生活をやめる
ひとつずつ解説していきます。
1、調味料を減塩商品に変える
一番簡単な方法です。
最近の健康ブームも追い風となり、ありとあらゆる調味料に減塩商品が販売されています。
しょうゆ、ドレッシング、ソース、ケチャップ、マヨネーズ、味噌etc・・・
一番驚いたのは食塩。食塩にも減塩があるんです。塩分50%カットって半分は何で出来ているのでしょうか⁈^_^;不思議です。
長く続けているには、とにかく手間がかからないほうがいいので、最初に減塩の調味料を揃えてしまえば、特に努力はいりません。
ただ、減塩商品はちょっと割高な商品が多いので、抵抗があるかもしれません。
健康はお金よりも大切な資産です。
健康の価値は、病気になって初めて気付くのかもしれません。
健康をお金で買えるなら安いものです!!
ぜひ、自分の健康にお金を使ってみてください。
2、酢やニンニク、ショウガなどの香辛料を多用する
これも定番の減塩方法ですね。
私は、餃子を食べるときに、酢+コショウを使っています。
いままでは醤油7割+酢3割でしたが、病気になって醤油を使わなくなりました。
酢だけだと味気ないのですが、コショウを入れることで味にインパクトが出て、美味しくなります。
「おいしい健康」というサイトが香辛料を利用して、美味しい料理を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
https://oishi-kenko.com/tips/32
3、麺類の汁を飲まない
これも簡単な方法ですが、ついつい飲み干してしまいますよね!
以前、担当した患者さんでラーメンが大好きな方がいらっしゃったんですが、栄養士さんに「ラーメンの汁は残してくださいね」と言われた時に、「ラーメンはスープがうまいんだ!!スープを飲まないなんてラーメンを食べる意味がない!!」と激怒した患者さんがいらっしゃいました。
気持ちがすご~く分かるんですけどね・・・
ラーメンのスープは塩分がものすごく多いんです。
言い過ぎかもしれませんが、塩を飲んでいるのと同じ!!
特に、お店で食べるラーメンは1食で10~15gくらいの塩分が入っており、その半分以上はスープに含まれている。
ラーメンを食べると、のどが渇きませんか?
塩分を1gを摂取すると、数百mlの水分を体に溜まります。
塩分をとりすぎると浮腫むのはそのせいなんです!!
ラーメンのスープをやめるだけで、塩分摂取量を大きく減らすことができます。
ラーメンをやめることが難しい人もラーメンのスープをやめるだけなら、ハードルがだいぶ下がった感じがしますよね?
4、過度な減塩生活をやめる
個人的にはこれが一番、大切な気がします。
無理な減塩、過度な減塩をしない。
食事は1日3回。少ない人でも必ず1回は摂取します。
生きていく上で絶対に必要な行為です。
減塩ばかり気にしていると、食事が苦痛になってしまいます。
私も病気になった当初は、結構な過度な減塩生活をしていました。
- お寿司は酢飯に塩分が入っているので、醤油を1~2滴にする
- 麺類は塩分が多いので、食べない
- 外食は塩分が多いので、基本的には行かない
- 醤油やソース、ドレッシングなどの調味料は計量スプーンを使用し、厳密に塩分量を把握する
いま思うと、修行中ですか?っていうくらい、塩分に気を付けていました。
でも、これだと長く続かないんです。だって、美味しくないんですもん。
減塩は続けなければ意味がありません。あまり、神経質になりすぎず、できる範囲からはじめるのがいいのではないでしょうか?
まとめ
私が実践している減塩のコツについてご紹介いたしました。
あまり頑張りすぎず、できることからコツコツとやっていきましょう😄
少しでも参考にしていただければ嬉しいです。