29歳で大動脈解離を発症し身体障害者になった男。実はマルファン症候群だった。
病気のこと、仕事のこと、子供のこと、人生のこと、みなさんの悩みが少しでも解決されたらうれしいです。
病気のこと

自分は本当に運がいい!!

1月23日に大動脈解離で緊急手術になった自分😱

大動脈解離は命の危険がある本当に危ない病気で大動脈解離でなくなった有名人もたくさんいます。

大動脈解離になった時は本当に最悪だぁ~って思ってましたけど、後から考えるといろいろと運がいいことが重なって命が助かったんだなって思います。

運が良かったこととは・・・!?

一つ目は・・・


マルファン症候群は生まれつき大動脈の中膜が脆弱になる病気。マルファン症候群は背の高い人がなることが多い為、バレーとかバスケとかスポーツをやっている人が多い。
マルファン症候群と知らずに生きていてスポーツ中の動脈瘤が破裂して突然死をしてしまう人もいるようです。
自分の場合、バスケもやってましたし、ジムにも通ってました。前日にはプールで泳いだりもしてました😅
破裂することなく、解離だけで手術できたことは本当に運が良かったと思います。

二つ目は・・・


有給をとっていたにも関わらず、病院にいたこと。うちの病院はお盆休みがないかわりに一年のうち一週間くらい休みがとれます。毎年、妻と旅行に行くのがお決まりとなっていました。一昨年は屋久島へ、昨年は石垣島へ、来年は北海道へ行く予定でした。
それが、今年だけは私のわがままで心臓血管外科の手術見学をしました。手術見学って簡単にできるもんじゃないし、どうせなら人工呼吸器からの離脱とか離床とか全体の流れを見たかった。働いているとどうしても部分的になってしまい、患者を全体像として捉えられない。医師の考えも知りたかったし、わがままいって一週間心臓血管外科の先生に張り付かせてもらう予定でした。

三つ目は・・・

それは、自分の大動脈。なんと66mmまで拡大(50mm以上で手術適応)しており、過去に何回も小さな大動脈解離を繰り返していたらしい。
(激痛なんてなかったけどなぁ…)
しかも、大動脈の一部は外膜のみで覆われており、非常に薄くなっているとのこと。リンゴの皮みないな感じとのこと。(健常者だと大動脈は水道ホースくらいの太さと厚さがあります)

俺の大動脈、破裂せずによく耐えてくれたなって本当に褒めてあげたい😂
運がいいんです✨

もしも、旅行先で倒れていたら…と思うとゾッとしますね😅

まだまだあります。今年から自分の担当部門が心臓血管外科になったこと、いい医師と出会えたこと、大きい手術であったにも関わらず、後遺症がなかったことなど様々な幸運が重なり、今も生きています😙

みなさんも病気になった時は最悪だって思うかもしれません。でも、振り返ってみれば、運がよかったんだって思える日が来ると思います。今は辛くても「時間は薬」。ゆっくり少しずつ前へ進んでいきましょう!!

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