29歳で大動脈解離を発症し身体障害者になった男。実はマルファン症候群だった。
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傷病手当金だけでは足りない!?支給にあたって注意したい3つのこと

前回、傷病手当金が実際にどのくらいもらえるのかというお話をしました。

詳しくはこちら↓↓

参考:仕事を休んだけど、お金は大丈夫?給料はどうなるの?知っておきたい傷病手当金のお話

生活できないわけではないけど、少し足りないかなというくらいの金額は頂くことができます。

ただ、注意したい点がいくつかありますので、今回は傷病手当金の支給にあたって注意したい3つのことを解説していきます。

注意したい3つのこと

①賞与(ボーナス)はもらえない

休職中、賞与(ボーナス)はいただけません。

私の場合、半期(半年)に1回ボーナスが支給される会社でした。4カ月ほど休職しましたので、休職した期間のボーナスは6カ月のうち2カ月分しか頂けず、3分の1に減りました。

当時の賞与の支給額は50万円ほどでしたので。3分の1で16~17万円になってしまいました。

もちろん、そこから税金や社会保険料などが差し引かれますので、実際にいただいた金額は10万円前後。

ボーナスを自動車の保険や車検の費用に充てていたので、かなりの痛手でした。

貯金を切り崩してなんとかなりましたけど、やはり働いていないと家計は厳しいと実感しました。

②厚生年金料や社会保険料、住民税は払わないといけない

働いていなくても、厚生年金料、社会保険料、住民税は払わないといけません。

当時の私は、年金料とか社会保険料とか住民税に疎かったので、その辺りは全くといって無知でした。厚生年金料、社会保険料、住民税などすべて合わせて月7~8万円ほど・・・

4カ月分ですので、合計約30万円・・・・

ボーナスもない上に、これらの支払いもあったので貯金をかなり使いました。

ボーナスを減らさない&支払いを減らす対策として・・・なるべく有休休暇を利用すること

有休休暇だと、仕事を休んでいても、休職扱いにはならないので、ボーナスも支給の対象になりますし、月々の給料も支給されます。傷病手当金があるからといっても、総支給額の3分の2ですので、やはり足りません。

有休が余っているようなら、なるべく有休を使用し、休職期間を減らすことが解決策になるのかなと思いました。

③支給は休職した月の翌月もしくは翌々月

傷病手当金は自分で申請しない限り、頂く事はできません。

休職した月の翌月以降に必要書類を記載し、医師に必要事項を記入していただいて、ようやく提出することができます。

医師に必要事項を記入していただくのに1~2週間、それから健康保険組合に提出しさらに2~4週間。といった感じで、支給までにはかなり時間がかかります。

私の場合は2月分の傷病手当金の支給があったのが4月でした。

このように傷病手当金の支給にはかなりタイムラグがあるので、病気になって復職するまでの期間はある程度、貯金を切り崩さなければいけません。

月の支出がどのくらいは把握しておくことと月支出の2カ月分のお金を準備しておくことは本当に大切ですね。

まとめ

傷病手当金の支給にあたって、注意したいこと3つ挙げました。

注意したい3つのこと
  1. 賞与(ボーナス)はもらえない
  2. 厚生年金料や社会保険料、住民税は払わないといけない。
  3. 支給は休職した月の翌月もしくは翌々月

傷病手当金があるからといって安心なわけではありません。

もしものために月の支出が把握しておくこと、月の支出の2カ月分のお金を準備しておくこと、これらを実践できればもし病気になったとしても少しは安心なはずです。

病気になって、体のことだけでも心配なのに、お金の心配はしたくないですよね。

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